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「産業保健師になりたい!」
そう思って求人を探し始めたはいいけれど——
私も最初は、「未経験だから無理かも…」と何度も落ち込んでいました。
はじめまして。
私は看護師から未経験で産業保健師に転職した元病棟ナースです。
このブログ記事では、 私の実体験をもとに
✔ 実際に内定をもらうまでに何社受けた?
✔ どんな求人に応募したのか?
✔ 内定をもらうまでにやった準備や資格取得
など、未経験から内定をつかむまでの“リアルな転職活動”をすべてお伝えします。
「未経験だけど産業保健師を目指したい」
そんなあなたにとって、少しでも参考になればうれしいです。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
未経験から産業保健師へ転職した私のリアルストーリー

「産業保健師になりたい!」そう思って転職活動を始めたものの、最初は正直、思っていたよりもずっと厳しい現実が待っていました。
病棟で疲れきっていた私の日常
「このまま定年まで…?」働き方に疑問を持ち始めたきっかけ
毎日、バタバタの業務に追われながら、いつも頭の中は患者さんのことや、やり残した業務、次のシフトのことばかり。
気づけば、休みの日もただ寝るだけで終わる日々。
夜勤明けでふらふらの体を引きずって帰ってきて、気づいたらごはんも食べずに寝ていたこともありました。
そんな生活を続けるうちに、ふと心の中でこんな言葉が浮かびました。
「……この働き方、定年まで続けられるのかな?」
今はまだ頑張れるかもしれない。
でもいつか、結婚して子どもができたら?
この生活のままで、家族と両立なんてできるの?
それなら、いずれ転職することになるんじゃないか。だったら、“早いうちに動いた方がいいのかもしれない”。
そんな不安が、少しずつ、確実に大きくなっていったのです。

「産業保健師」という働き方に出会った瞬間
まず私が考えたのは、「どうすれば定年まで、無理なく長く働き続けられるんだろう?」ということ。
まずは紙に「こうだったら最高!」と思う私なりの理想を書きだしたんです。
現状は一旦無視して、思いつく限りの理想を書きだしました。
そんなとき、はじめて出会ったのが“産業保健師”という選択肢。
企業で働く看護師・保健師として、社員の健康管理や面談、相談業務などを担う仕事です。
夜勤なし・基本は土日休みで、看護師や保健師の資格もそのまま活かせる。
「希望もほとんど叶うじゃん…!」
それが、私の正直な第一印象でした。
資格をムダにせず、自分らしいペースで、結婚後もずっと続けられる働き方。
「これだ」と思える仕事に、ようやく出会えた気がしたんです。
もっと詳しく産業保健師の仕事内容や働き方を知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
自分で求人が見つけられない…

「産業保健師として働きたい!」と思って、さっそく求人を探し始めたものの——
出てくるのは、
「経験者優遇」
「実務経験3年以上」
「即戦力希望」など、条件の厳しい求人ばかり。
やっと未経験OKのものを見つけても、派遣や契約社員の求人が多くて、 「正社員は無理なのかな…」と何度も落ち込みました。
そこで私は、自分で調べるだけでは限界があると感じて、実際に私がやったのは、
企業系の求人がありそうな転職サイトに片っ端から登録することでした。
看護師専門のサイトはもちろん、パソナなどの総合系サイトも積極的に活用。
登録してみて感じたのは、
✔「自分じゃ探せなかった求人がたくさんある」
✔ 情報収集の手間がグッと減った
ということ。
中には、「未経験OK」と書いてあっても、
実際は経験者のみの募集だったり…という落とし穴も。
そんなとき頼りになったのが、転職エージェントの担当者の存在です。
自分では絶対に見つけられなかった求人ばかりで、私は当時【4つの転職サイト】を併用していました。
人生を変える人は、「とりあえず見てみるか」で行動しています。
その差は、“今”動くかどうか。
小さな行動ですが、産業保健師の求人に出会えるかどうかは“運”の部分も大きいんです。
チャンスは自ら掴みにいってくださいね。
産業保健師求人見つけるのに、おすすめの転職サイトをこちらにまとめていますので参考にしてください。
求人票の裏側まで教えてくれるプロの存在
転職サイトに登録してよかったと感じた一番の理由は、“自分では絶対に知り得ない”求人の内情や採用傾向を教えてもらえたことです。
たとえば…
👩エージェントの担当者さん:
「この企業は、できるだけ早く出勤してくれる人を探しているので、未経験者でも可能性がありますよ。」
「こちらの企業の求人は、こういう人が採用される傾向にあります」
💬私:「!?」
(自分じゃ絶対に見つけられなかった求人でした…)
など、求人票だけではわからないリアルな情報をたくさん教えてくれました。
さらに、
✅ 面接練習
✅ 履歴書・職務経歴書の添削
✅ 応募書類の通過率UPのアドバイス など
未経験の私でも安心して進められるよう、面接対策や書類の添削までフルサポートしてくれました。
私の担当の方は、時にハッキリと厳しいアドバイスをくれることもありましたが、
それだけ本気で向き合ってくれているのが伝わってきて、すごく心強かったです。
▶ 特に、産業保健師求人は人気が高く、すぐに埋まってしまうことも。
なので本当にタイミングと運が重要。
見逃さないように随時求人をチェックしたり情報収集しておくのは鉄板。
▶元看護師が10社以上試した中から登録必須のおすすめ転職サイト4選
産業保健師の転職活動|不採用~内定までのリアル
産業保健師になりたいと思ってから、実際に内定をもらうまで――
私の転職活動は、決して順調ではありませんでした。
ここでは不採用から内定をもらうまでに、
実際にどんなことがあったのかをリアルにお伝えしていきます。
書類で落ちた…看護師の転職との違いに驚き
産業保健師の転職活動で、最初にぶつかったのが「書類選考」の壁でした。
正直、それまで看護師として就職活動をしていて書類で落ちたことなんて一度もなかったので、
「えっ、書類で落ちるの?」と、本気で驚きました。
履歴書も職務経歴書も、自分なりに丁寧に書いたつもりだったのに、通らない。
「産業保健師って、こんなに狭き門なんだ…」と、そこでようやく実感しました。
応募した企業数と落ちた数は?
私が実際に採用までに応募したのは、全部で4社。
- 1社目:書類選考で不採用
- 2社目:筆記試験(作文)で不採用
- 3社目:PSI(適性検査)で不採用
- 4社目:内定獲得!
看護師としての就職では、書類選考や適性検査で落ちるという経験がなかったので、正直かなり落ち込みました。
でも、不採用を重ねるなかで思ったのは、
「産業保健師って、生半可な覚悟じゃなれないんだ」ということ。
だからこそ、毎回の選考から小さな反省点を見つけては改善して、次に生かしていく。
その積み重ねが、最終的に「内定」という結果に結びついたのだと思います。
内定をもらえた企業との出会い

3社連続で不採用が続き、正直「もうダメかも…」と思ったとき。
転職エージェントの方が紹介してくれたのが、4社目となる企業でした。
卸売業界の企業で、職場の雰囲気や業務内容も自分に合っていそうで、 「ここで働いてみたい!」と、自然にそう思えたのを今でも覚えています。
そしてこの企業で、ついに念願の内定をいただくことに。
実はこのときが、初めて“面接”まで進めた企業だったんです。
「ここは絶対に逃したくない…!」と、対策にも力が入りました。
私が実際に面接で聞かれた質問や、未経験でも好印象につながった答え方は、こちらに詳しくまとめています。
「面接が不安…」「何を聞かれるの?」という方は、絶対にチェックしておいて損はありません。
【産業保健師】未経験で転職するためにやったこと
私が未経験から内定をもらうまでに実際にやっていた準備について、簡単にまとめてみます。
資格を取得して向上心をアピール
今から紹介する資格は、必須というわけではありません。
でも、私は「未経験だからこそ、少しでもできることを増やしておきたい」と思って、取得に踏み切りました。
資格そのものよりも大切なのは、
「学ぶ姿勢」や「準備してきた熱意」が伝わるかどうか。
🔍第一種衛生管理者の免許申請
私が一番に行ったのは、第一種衛生管理者の免許申請です。
この資格は、危険性の高い業種も含めてすべての業種で衛生管理業務ができる国家資格。
ありがたいことに、保健師免許を持っていれば申請するだけで取得できるため、私はすぐに手続きをしました。
🔍Microsoft Office Specialist(Excel)
産業保健師の仕事は、実はデスクワークやデータ整理、資料作成などの事務作業が意外と多め。
「ExcelやWordが苦手…」という看護師も多い中、私は少しでも武器にしたいと思って、MOS(Microsoft Office Specialist)Excelの資格を取得しました。
看護師でパソコンスキルを証明できる人はまだまだ少数派。
だからこそ、「未経験でも基本的なPC操作はできますよ」という証明になったと思います。
パソコンが苦手だった私にとって、いきなり独学でMOSを目指すのは、正直ハードルが高かったです。
「就職活動の前に、少しでも自分の武器を増やしておきたい」
そう思ったものの、独学でパソコンを学ぶには、どうしても時間がかかる。
しかも、産業保健の勉強や応募準備にも集中したい…
そんな葛藤の中で、私は“パソコン教室に通う”という選択をしました。
結果、独学よりも圧倒的に効率的で、産業保健の勉強や就職活動にもしっかり時間を確保できました。

🔍健康管理士一般指導員
次に私が取得したのが、「健康管理士一般指導員」という民間資格です。
この資格では、いわゆる健康管理や予防医学の基礎知識を体系的に学べます。
私がこれを取ろうと思ったのは、“資格を取る”ことが目的ではなく、
「実際の現場で、よりわかりやすく健康指導ができるように」という思いからでした。
生活習慣病やストレス、不調の予防など、
社員さんに寄り添ったアドバイスをするためには、やはり知識の土台が必要だと感じました。
もちろん、この資格も必須ではありません。
でも最近は、メンタルケアに力を入れている企業も増えているので、
健康だけでなく心のサポートもできるよう、こうした勉強をしておくのはおすすめです。
書類・面接での準備
書類や面接の準備は、転職エージェントの担当者と一緒に進めました。
面接前には、電話での模擬面接の練習も実施。
質問に対する答え方だけでなく、言葉に詰まったときのフォローや、話す順番までアドバイスをもらえたことで、本番でも落ち着いて受け答えができました。
「初めての転職で不安…」という方こそ、プロの力を借りて準備しておくのが断然おすすめです。

まとめ|産業保健師に転職した今、伝えたいこと
今このブログを読んでくださっているあなたは、きっと「産業保健師になりたい」「でも未経験だし不安…」と悩んでいるのではないでしょうか。
産業保健師は、情報が少なくて不安になりがちですが、知ることで、あなたの未来もきっと動き出します。
このブログが、あなたの「はじめの一歩」の力になれたら嬉しいです。

「産業保健師になりたいのに、なかなか受からない…」って方は、こちらの記事に内定に繋がるポイントを詳しくまとめています。ぜひ参考にしてください。
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