こんにちは。当ブログの管理人です。本記事はプロモーションを含んでおります。それではごゆっくりとご覧ください。

「看護師向いてないのかな…もう病棟以外で働きたい」
「もう無理。看護師辞めたい」
そんな気持ちを抱えながら、今日も出勤していませんか?
「3年は続けたほうがいい」
「辞めグセつくよ」
そんな言葉に縛られて、動きたくても、動けなくなってしまうこともありますよね。
こんにちは。私も「看護師辞めたい」が口癖のようになっていた元病棟看護師です。そんな私は、未経験から転職し【産業保健師】という道を選びました。
当時の私も、
「もう病棟は限界…。でも、看護師資格はムダにしたくない」と悩んでいました。
そんな私が出会ったのが、
看護資格を活かして、OLのように働ける『産業保健師』という選択肢。
この記事では、
産業保健師の仕事内容や転職方法、知っておきたい注意点までまとめてお話しします。
🔸産業保健師とは?役割やその働き方
🔸どんな人におすすめか
🔸産業保健師になるために必要なこと
🔸産業保健師を目指す前に知っておきたい注意点
病棟勤務に疲れてしまったあなたにこそ、最後まで読んでほしい内容です。
ぜひ最後まで読んで、参考にしてください。
産業保健師とは?病棟とはまったく違う世界

産業保健師とは、簡単に言えば企業で働く社員の「健康」をサポートする仕事です。
たとえば
病棟のように「命を預かる緊張感」や「技術を求められるプレッシャー」はありません。
病気を予防することがメインの仕事になります。
看護師としての知識や経験は活かしつつ、
対象となるのは患者さんではなく、「働く社員たちの健康」。
自分の生活リズムも整えやすく、「こんな働き方があったんだ…!」と驚く人も多いんです。
産業保健師の役割や仕事内容、魅力について、もっと詳しく知りたい方はこちらの記事に詳しくまとめています。
産業保健師とはこんな人におすすめ
産業保健師がおすすめな人はこんな人です。
①規則正しいで体調を整えたい人
②人間関係に疲れた人
③穏やかにのんびり働きたい人
④人と話すことが好きな人
①規則正しいで体調を整えたい人
企業にもよりますが、産業保健師の多くは土日祝休みのカレンダー通り。
私の職場は、残業はほとんどありません。
生活リズムが整いやすくなることで、体調やメンタルにも余裕が生まれます。
決まった時間に寝て、決まった時間に起きる。
夜勤のある生活では当たり前にできなかったことが、毎日の習慣になる。
生活リズムが整うだけで、気持ちも前を向けられるようになりました。
②人間関係に疲れた人
「今日は怒られないように頑張ろう」
「機嫌を伺いながら働く毎日…」
そんな人間関係に、心がすり減っていませんか?
産業保健師の職場は、病棟に比べて人間関係が落ち着いています。
というのも、プレッシャーが少ないぶん、ピリピリした空気も少ないんです。
毎日バタバタしながら「報告!連絡!相談!」と走り回るような環境ではありません。
もちろん、どんな職場でも“報告・連絡・相談”は大切ですが、ゆとりある空気間の中で、丁寧にコミュニケーションが取れる。
それが、産業保健師の魅力です。
企業にもよりますが、
「穏やかな人が多い」「落ち着いた雰囲気」という声もよく聞かれます。
実際に私も、ひとりでデスクワークする時間が多くて、お茶やコーヒーを飲みながら、安心して働けるようになりました。
③穏やかにのんびり働きたい人
産業保健師は、病棟看護師とは違い、
「常に気を張り続ける働き方」とは真逆の世界です。
もちろん、仕事としての責任はあります。
でも基本は、オフィスや診療室での対応。
忙しい時期はあるものの、急変や急患のような“緊張が走る場面はほとんどありません。
基本的に予定通り、ゆったりと1日が流れていきます。
私の勤務先では、残業はほぼゼロ。
仕事終わりにヨガやジムに通う余裕ができ、
休日も仕事のことをまったく考えずにリフレッシュできるようになりました。
「心に余裕を持ちながら働きたい」
そんな穏やかさを求める人にとって、
産業保健師は本当にぴったりの働き方だと思います。
④人と話すことが好きな人
産業保健師の仕事では、
社員さんとの「面談」や「ちょっとした雑談」などのコミュニケーションも、大切な役割のひとつです。
たとえば…
ささいなコミュニケーションの中から、不調のサインや小さな変化に気づき、必要に応じてサポートへとつなげていきます。
病棟のようにタスクに追われ、
バタバタとした中で交わすやりとりではありません。
ゆったりと時間をかけて、目の前の相手としっかり向き合う
そんな環境が、私にはとても心地よく感じられました。
【産業保健師とは?】なるために必要な資格

産業保健師を目指すには、基本的に
「看護師免許」
「保健師免許」
の両方が必要です。
ただし、「産業看護師」という働き方の場合、
保健師資格は必須ではありません。
厳密にいうと企業に勤める看護職には、「産業保健師」と「産業看護師」の2種類があります。
企業によって求められる役割や業務内容に違いはありますが、どちらも社員の健康を支えるという目的は共通です。
産業保健師と連携しながら業務を担当することも多く、産業看護師は、どちらかといえば体調不良者やけが人の初期対応など、現場寄りのサポート役として配置されることもあります。
ちなみに私の職場にも産業看護師の方がいましたが、実際の業務内容に大きな違いはなく、ほとんど同じような仕事をしていました。
また、求人票に「産業保健師」と書かれていても、「保健師資格がなくても応募OK」なケースもまれにあるので、しっかり確認するのがポイントです◎
【産業保健師とは?】目指す前に知っておくべき注意点

産業保健師を目指すうえで、あらかじめ知っておきたい注意点があります。
- 求人数が少なく、人気が集中しやすい
- 未経験者は就職活動は長期化する覚悟で
- 看護技術を使う機会はほぼゼロ
ひとつずつ詳しく説明します。
求人数が少なく、人気が集中しやすい
産業保健師の現場は、一人職場または少人数体制が多いため、求人のほとんどが1〜2名の募集枠です。
そのうえ、土日休み・夜勤なし・落ち着いた環境・福利厚生の充実など、魅力が多く人気が集中しやすいのも特徴。
その結果、応募が殺到するため、求人が表に出回らないケースも少なくありません。
実際に私も転職活動中、条件に合う求人を見つけるのにかなり苦労しました。
自分では見つけることが困難なので
私は、情報収集目的のためにも看護師向けの転職サイトに複数登録していました。
就職先が企業なこともあり、一般の転職サイトにも稀に求人が出ることもあり、あやゆる分野のサイトに登録して非公開求人を毎日のように検索していました。
産業保健師求人の探し方のコツについてはこちらの記事に詳しくまとめているので、参考にしてください。
未経験者は就職活動は長期化する覚悟で
未経験から産業保健師を目指す場合、就職活動は長期戦になることを覚悟しておいたほうがいいです。
というのも、産業保健師の求人には
「臨床経験3年以上」「経験者優遇」といった条件がついていることが多く、未経験歓迎の求人は少ないのが実情です。
それでも、探せば未経験でも応募できるチャンスはあります。
実際に、私自身も未経験からの挑戦で、最終的に内定をいただけました。
「経験がない」ことをマイナスにするのではなく、未経験だからこその強みや伸びしろをどう武器にするかがポイントです。
「未経験だから無理かも…」そう思っていた私が、内定をもらえるまではこちらの記事で詳しく書いています。
看護技術を使う機会は、ほぼゼロ
基本的には、処置や採血などの医療行為はほとんどありません。
体調不良者やけが人への応急手当や受診の付き添いなどがある程度で、病棟のように看護スキルを磨く機会はほぼないと思っておいたほうがいいです。
そのため、
- 「看護師としての手技スキルを維持したい」
- 「いずれまた病棟に戻ることも考えている」
という方は、将来の選択肢とのバランスをふまえて
慎重に検討してみるのもおすすめです。
まとめ|産業保健師とは魅力たっぷりの仕事。病棟以外を考える看護師におすすめの働き方

今回は、産業保健師について紹介しました。
\本記事の要約/
・産業保健師とは
1.企業に所属し社員の健康管理やメンタルヘルス、職場環境の整備などを担う仕事
2.基本的に夜勤なし、土日祝休み
3.産業保健師になるには「看護師免許」と「保健師免許」が必要なことが多い
・産業保健師がおすすめの人
1.規則正しい生活で心身のバランスを整えたい人
2.病棟以外で看護師資格を活かして働きたい人
・知っておくべき注意点
1.求人数が少なく、倍率が高い
2.「臨床経験3年以上」「経験者優遇」などの応募条件のつく求人が多い
3.看護技術を使う機会がほぼないため、手技を維持したい人には不向き
産業保健師は、看護師としての知識や経験を活かしながら、まったく新しいフィールドで活躍できるお仕事です。
たしかに、求人は少なく、すぐに見つかるとは限りません。
でも、私自身も未経験からチャレンジして内定をいただきましたし、同じように未経験から産業保健師への転職を成功させた人はたくさんいます。
だからこそ、
「転職する・しない」は決まっていなくても、いつでも動き出せるように情報を集めておくことが本当に大切なんです。
気になる求人に出会えたとき、すぐに動けるかどうかで未来は変わります。
産業保健師への転職は、情報収集力とタイミングがすべて。
ここまで読んでくれたあなたには、きっと「変わりたい気持ち」が少しでもあるから。
何もせずに同じ日々を繰り返すか、
勇気を出して、未来を動かす一歩を踏み出すか。
その選択で、半年後の自分はきっと違っているはずです。
1割でもやりたい気持ちがあるならまずは動いてみてください。何かしらの理由をつけて動かない人はいつも行動しない人生を選んでる。
チャンスを掴む人は必ず一歩を踏み出した人です。あなたは、どちらの未来を選びますか?
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