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「やっと産業保健師になれたのに…思ってたのと違った。」
そんなふうに感じていませんか?
私も最初はそうでした。
こんにちは。元病棟看護師のぴすです。
私は、看護師から産業保健師に転職しました。
「看護師より働きやすい」
「自分の時間が持てる」──
そんな期待を胸に転職したけれど、
実際には事務作業や電話対応が多く、社員から感謝されることもほとんどない。
病棟とは違う“やりがい”に、正直、戸惑いました。
「一度転職してるのに、また辞めたいなんて…」
そんな自分を責めた日もあります。
でも今は、あのときの違和感にちゃんと向き合ってよかったと思っています。
この記事では、私が産業保健師になって「しんどい」と感じた理由や、
そこからどうやって気持ちを立て直したかを、すべて正直にお話しします。
「このままでいいのかな」と迷っているあなたへ。
少しでも、次の一歩のヒントになりますように。
産業保健師が「思ってたのと違う」と感じて辛かった理由

産業保健師に転職したばかりの頃、私は「なんだか思ってたのと違う…」と戸惑いました。
初日。まだ“看護師感”が抜けていなかった私は、
周りの社員に「何かお手伝いできることありますか?」と、つい声をかけまくっていたんです。
でも、誰も急いでいない。
病棟のようなピリピリした空気もなければ、忙しそうに走り回る人もいない。
まず驚いたのは、“時間の流れ”そのものがまったく違ったこと。
病棟では、新人が少しでも手を止めていれば
「つったってるだけ」と厳しい視線を向けられることもありましたが、
産業保健師の現場では、そうした“プレッシャー”は一切ありません。
それは決して楽というわけではなく、
むしろ、その“スピード感のギャップ”に戸惑うことの方が多くて。
やるべきことは基本的に決まっていて、誰かに頼られるわけでもない。
ひたすら事務作業や面談の日程調整、電話でのヒアリング対応…。
「看護師より働きやすい」と期待していたけれど、
正直、誰かの役に立っている実感は薄くて、
むしろ「また保健師から連絡きた」とうんざりされることもありました。
その分、感謝されることも少なくて
私は、これまで感じてきた“やりがい”との違いに、静かにモヤモヤしていたんです。
これが転職1日目に感じた素直な感想。
産業保健師が辛いと感じて「辞めたい」と思ったのは甘え?

「これって、私のわがままなのかな…?」
「せっかく転職したのに、また辞めたいなんて…」
そんなふうに、自分を責めていた時期がありました。
確かに、産業保健師は病棟よりも体力的には圧倒的に楽です。
夜勤もないし、残業もほとんどない。
休日に仕事のことを考える必要もないし、職場から電話がかかってくることもありません。
──それでも、心がついてこなかった。
「やりがいを感じられない」
「働いている感がない」
その違和感を、最初は“甘え”だと片付けていました。
でも、ある日ふと気づいたんです。
それって本当に、甘えなんだろうか?
私は、「看護師=誰かに必要とされている」という強いやりがいの中で働いてきました。
その“やりがいの重さ”に、知らず知らずのうちに依存していたのかもしれません。
でも、産業保健師には、産業保健師なりの“役割”がある。
それに私は、まだちゃんと向き合えていなかったんだと思います。
産業保健師が辛い中でも、私が気持ちを立て直せた理由

正直、ギャップがあり過ぎて「向いてないかも」と思いました。
でも私は、辞める前に“立ち止まって考えてみよう”と思ったんです。
私は“主婦”であり、母でもあります。
子どもがいて、家庭を優先したいという気持ちは、ずっと変わっていません。
そのうえで看護師資格を活かせる仕事として選んだのが、産業保健師という道でした。
じゃあ、本当に今の仕事が「違った」のか?
“私が大切にしたいもの”はブレていない。
そこに改めて気づいたとき、少しずつ気持ちが整っていきました。
産業保健師は、誰かの命を直接救う仕事ではありません。
でも、社員の不調を早めにキャッチしたり、相談相手としてそっと寄り添ったり──
分かりやすい結果は出ないけれど、“予防”という面で確実に役に立てる仕事です。
そして何より、自分の時間や家族との時間を大切にできる。
私にとっては、「家庭も大事にしながら働ける」ベストな働き方だったと、今では思えています。
産業保健師が辛いと感じたとき、「このままでいいのかな」と思ったら

「このままでいいのかな」と、ふと立ち止まってしまう瞬間。
もし今、あなたがそんな気持ちを抱えているなら──
一度、自分の「働き方」そのものを見直してみてもいいかもしれません。
転職に「失敗」はありません。
たとえ理想と違っていても、その経験を通して、
「自分にはこういう働き方が合わないんだ」
「こんな職場なら最高」──
そうやって少しずつ“本当に理想の場所”が探せるチャンスに出会っただけと私は考えます。
実際、私も今の職場に不安を感じたとき、転職サイトに登録して情報を集めなおしました。
他の産業保健師求人を見ているうちに、「こんな働き方もあるんだ」と視野が広がって、
それだけでも、少し気持ちが楽になったんです。
働く場所を変えることは、逃げじゃない。
“より自分らしい生き方”を探すための、前向きな一歩です。
「情報収集だけ」でもOK。
私が実際に使って「ここなら安心して任せられる」と感じた
登録必須の転職サイトだけを、こちらにまとめています。
▶元看護師が10社以上試した中から選ぶおすすめの転職サイト4選
【まとめ】産業保健師が辛いと感じたあなたへ

転職後に
「看護師より働きやすいと思ったのに…」
「やりがいを感じられなくて、正直つらい…」
そんなふうに感じてしまうのは、あなただけではありません。
私自身も、産業保健師に転職してすぐの頃は、
“理想と現実のギャップ”に戸惑い、モヤモヤする日々がありました。
でも今思うのは、その違和感に気づけたこと自体が、次の一歩につながる大事なサインだったということ。
無理に我慢し続けなくてもいい。
かといって、すぐに辞めなくてもいい。
立ち止まって、「自分にとって大事なものって何だろう?」と考えてみるだけでも、きっと気持ちが少し軽くなります。
あなたの選んだ働き方にも、ちゃんと意味があります。
その選択を責めなくていいんです。
それでももし今、「このままでいいのかな」と感じているなら──
一度、働き方を“見直してみること”も、自分を大切にする前向きな選択肢のひとつです。

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