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「このままでいいのかな…?」
看護師3年目。仕事には慣れてきた。
でも、ふとよぎるのは「この先どうしよう」という迷い。
そろそろ結婚を考えたい年齢。
でも今の職場でこのまま働き続けて、出産して、育休を取って復帰して…、
本当に自分はこの環境で、この仕事をずっと続けられるのかな?
逆に、転職して環境を変えるなら“今”かもしれない。
いずれ転職するなら早い方がいいのかも。
──「看護師 3年目 転職」、「転職 結婚 どっちが先」
ふと気が付くと、何度もSNSや検索で同じような言葉を検索していました。
はじめまして。元病棟ナースのぴすです。
私も、まさに3年目に差し掛かる時期に大きく迷いました。
この記事では、
看護師3年目で「転職をするべきか」、「このまま今の病院で育休を取るか」
将来を見据えた選択肢に悩む看護師は少なくありません。
私は約1年間悩み抜いた結果、転職を決断しました。
この記事では、
看護師3年目で「転職 or 現職キープ+結婚・出産」の狭間で揺れた私のリアルな体験談をもとに、どうやって選択をしていったのか、そのプロセスをお伝えします。
今同じように悩むあなたにとって“納得できる未来”を選ぶヒントになれば嬉しいです。
看護師3年目ってどんな時期?

看護師3年目って、仕事には慣れてきたけど悩みも増える時期。
後輩の指導が始まったり、周りの同期が結婚し始めたり。
ふと、「このままここで働き続けられるかな」と考えちゃいますよね。
仕事に慣れてきたけど、モヤモヤする理由
看護師としての業務にはある程度慣れ、ミスも減ってきた。
でもその分、後輩育成やリーダー業務などを任され、責任も感じるようになりります。
新人の頃のような緊張感は薄れたけれど、相変わらず体力的にも、精神的にもきつい。
「結婚しても、同じエネルギーで続けられる?」と悩み始める人も多い時期です。
後輩の指導・中堅ポジションのプレッシャー
3年目にもなると、ただ「与えられた仕事をこなす」だけではなく、
後輩の指導や委員会、時にはリーダー業務を任されるようになります。
それ自体はやりがいのあることだけど、
上と下の板挟みになってしまう場面も増えて、精神的にしんどくなることもこの時期ならではかもしれません。
結婚・出産のことも頭をよぎる時期
新人の頃とは違い、委員会活動や後輩ナースへの指導、先輩ナースや師長さんからの相談事も増え、「板挟み」の状況にもなりがちです。
そんな中、周りの同期が結婚したり、妊娠・出産を経て育休に入ったりと、
ライフイベントを迎える人も多くなる。
そんな姿を見て、「自分もそろそろ…」と将来を考え始める人も多いはず。
でも今の職場で育休は取れるのか?
出産後に復帰しても、ある程度子どもが大きくなった時夜勤やハードな業務をこなしながら家庭との両立、本当にできる?
…そう考えると、現実的な不安が一気に押し寄せてくる。

もう3年も働いたし、このままこの病院で育休を取りたい…
けど育休後の復帰を考えると、体力的にも精神的にも負担が大きすぎる。
もし次の職場で育休を取るなら、
1年はしっかり働きたいから早めに転職したほうがいいのか…?
「このままここで頑張り続けて大丈夫?」
「結婚や出産を見越すと、今のうちに働き方を見直すべき?」
こんなふうに、これまで“先の話”だったことが、急に“自分の目の前の選択肢”になる。
3年目って、そんな時期なんですよね。
看護師3年目。転職と現職、どう選ぶ?それぞれのメリット

「このまま今の職場で続けるか、それとも転職するか…」
3年目は、その選択に本気で向き合う人が増えるタイミングです。
どちらにもメリットがあって、どちらも正解。
だからこそ、余計に悩んでしまいますよね。
ここでは、私自身の経験や周りの声をもとに、
それぞれのメリットを整理してみました。
このまま今の職場で働き続けるメリット
転職するメリット
結婚・出産を考えるなら「転職→環境整える」もアリ
結婚や出産を考えるようになると、
今の働き方でこの先もやっていけるのか、不安になることってありますよね。
夜勤や、体力的なきつさ。
もし家族ができたら、どう両立すればいいのか…と考えるのは自然なことです。
そんな時こそ、働き方を見直すタイミングかもしれません。
私自身、結婚後は家族優先できる働き方をして、
転職後の職場で家庭と両立しながら、ゆるく、長く働きたいという思いがありました。
そうやって悩み始めたときに、希望が叶う職場を少しずつ調べていて、
「看護師でも、病棟以外にこんな働き方があるんだ」と知って、気持ちがすっと軽くなったのを覚えています。
▶ 病棟以外の働き方をまとめた記事はこちら
選択肢を知っておくだけで、今の不安がちょっと軽くなるかもしれません。
看護師3年目の悩み「今の職場」か「転職」、解決のヒント

「このまま今の職場で働き続けるか、それとも転職するか…」
簡単には決められないからこそ、本気で悩む時期だと思います。
私自身も、まさにその迷いの中にいました。
ずっと今の働き方で定年まで…。絶対無理だ。
私は仕事も家庭も大切にしながら、自分らしく両立していきたい。
そんな気持ちを大事にしたくて、私は1年間じっくり悩んだ末に「転職する」という選択をしました。
ここからは、
✔️ どんなことに不安を感じていたか
✔️ なぜそのとき転職を選んだのか
✔️ 転職してどんな変化があったのか
私の実体験をもとに、
少しでもあなたのヒントになればと思って書いています。
転職を迷う理由
転職を考え始めたとき、いちばんの不安は
「どこの病院に行っても、結局また同じなんじゃないか」ということでした。
病院に転職すれば、またプレッシャーがかかるのは目に見えている。
でも、看護師以外の仕事なんてやったことがないし、できる気もしない。
「育休を取りたいなら、このままここにいた方がいいかな」
でもそのあと復帰して、またこのプレッシャーと不規則な勤務を続けるのは……
正直、無理かもしれない。
そんなとき、ふと思ったんです。
「自分は、何を大切にして働きたいんだろう?」
- 家族との時間を優先したいのか
- 看護師としてのスキルを伸ばしたいのか
- 心と体のバランスをいちばんに考えたいのか
人によって答えは違うけれど、
自分にとっての“優先順位”を整理したとき、初めて進む方向が見えてきた気がしました。
なぜ今のタイミングで転職を選んだのか
「いつかはきっと転職する」 そう思いながらも、ずっと動けずにいました。
迷っているうちに、また新しい後輩が入ってくる。
後輩が増えるたびに感じる焦りと、「また今年も辞められなかったな」という思いを、毎年繰り返していました。
あぁ、後輩たちはどんどん成長しているのに、私は1年前と同じことで悩んでる。 なんだか、自分だけが止まっているように感じてしまったんです。
「何か動き出そう」 そう思って、求人サイトや転職先の情報を少しずつ見るようになりました。
そして見つけたんです。
えっ、私の理想が全部叶う働き方あるじゃん!って。
結婚しても、出産しても、看護師免許は活かしたい。
でも、出産前に少なくとも1年はその職場で働いたほうがいいよね。
そう思ったとき、「転職するなら今だ」と感じました。
……そして私は、もう後ろには逃げられないように
半ば強制的に師長さんに「辞めます」と宣言する荒業に出ました(笑)
これでようやく決心がつき、そこからは前だけを見て進めることができたんです。
実際どう?転職してよかったこと・変わったこと
転職して一番大きかったのは、「心と身体に余裕が生まれたこと」です。
夜勤がなくなって、生活リズムが整ったことで、体も心もラクになりました。
休みの日に仕事のことを考えなくていい。それだけで、毎日がずいぶん軽くなったんです。
時間に余裕ができたことで、自炊にも挑戦しようと思えるようになりました。
定時にきっちり終わる。
家に持ち帰る仕事はなくて、職場を出たら仕事のことを考えなくていい。
この働き方なら、結婚しても、子どもがいても続けられるかも──そう思えたことも大きな変化でした。
経験したことがないことに挑戦するとき、人は必ず不安になるし、怖くもなります。
だって、それは“やったことがない”から。
でもその不安を抱えたまま、一歩踏み出してみたら──
今までとは全く違う景色が見えました。
「よく決心してくれた」とあのときの私に、心から感謝しています。
迷っているなら、今やっておきたいこと
「その時が来たら、いつでも動き出せる」って、とっても心強い。
情報収集を始めてからの私は、いろんな求人を見て、
「え、こんなにいっぱい職場ってあるんだ…!」と驚きました。
そのうち、「いつ辞めても大丈夫」と思いながら働けるようになって、
気持ちに余裕が出たことで、変にプレッシャーを感じることもなくなりました。
なんというか…ちょっと開き直った感じに。
なんというか…ちょっと開き直った感じに。
いきなり「続ける」か「辞める」かの2択じゃなくてもいい。
今のうちに“情報を知っておく”だけで、
選べる未来は、確実に広がります。
まとめ:看護師3年目の悩み「今の職場で頑張る」か「転職」か決断するのは自分
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
看護師3年目。
仕事に慣れてきたからこそ、「この先どう働いていきたいか」を考え始めるタイミングですよね。
今の職場に残るのも、転職をするのも、どちらも正解。
ただ、“なんとなく流されて”決めてしまうと、きっと後から後悔してしまう。
大切なのは、自分が何を優先したいかを知って、
その上で納得して選ぶことだと思います。
迷っている今こそ、未来の自分のために“動ける準備”をしておいて損はありません。
誰かの選択ではなく、あなた自身の選択で、
これからの人生を築いていってくださいね。

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